Amazon RDS for MySQL

TCO (総所有コスト) を考慮して最適化された、管理しやすいリレーショナルデータベース

MySQL は、世界で最も人気の高いオープンソースのリレーショナルデータベースです。Amazon RDS によって、MySQL デプロイをクラウド内でより簡単にセットアップ、運用、スケールすることができるようになります。Amazon RDS を使用すると、コスト効率が良く、サイズ変更が可能なハードウェア容量で、スケーラブルな MySQL サーバーを数分でデプロイできます。

Amazon RDS for MySQL によって、バックアップ、アップグレード、ソフトウェアのパッチ適用、パフォーマンスの改善、モニタリング、スケーリング、レプリケーションなど、時間を要するデータベース管理タスクを管理することで、お客様はアプリケーション開発に集中することができます。

Amazon RDS は、MySQL Community Edition バージョン 5.7 および 8.0 に対応しています。つまり、現在お使いのコード、アプリケーション、ツールを Amazon RDS でそのまま使用することが可能です。

MySQL 用 RDS のメリット

AWS マネジメントコンソールで数回クリックするのみで、本番環境ですぐに使える MySQL データベースを数分で起動して接続します。Amazon RDS for MySQL のデータベースインスタンスは事前に設定され、選択したサーバータイプに合わせてパラメータと設定が決められています。データベースパラメータグループでは、MySQL データベースの詳細な管理と微調整が可能です。 データベースの更新が必要な場合、Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、より安全に、よりシンプルに、より速く更新できるように設計されています。

Amazon RDS では、MySQL データベース向けに SSD ベースのストレージオプションが 2 つあります。汎用ストレージは、小規模または中規模のワークロード向けでコスト効率の良いストレージです。高パフォーマンスの OLTP アプリケーション用として、プロビジョンド IOPS は 1 秒あたり最大 256,000 IO の一定のパフォーマンスを実現します。ストレージに対する要求が増大した場合、オンザフライ方式によって追加ストレージをゼロダウンタイムでプロビジョニングすることもできます。Amazon RDS Optimized Writes により、書き込みトランザクションのスループットが最大 2 倍向上し、Amazon RDS Optimized Reads により、クエリ処理が最大 50% 高速化されます。

Amazon RDS の自動化されたバックアップ機能を使用すると、指定した保持期間内 (最大 35 日間) のどの時点にでも MySQL データベースインスタンスを復旧できます。また、DB インスタンスに対してユーザーによる任意のバックアップを実行できます。この完全なデータベースバックアップは、お客様が明示的にバックアップを削除するまで、Amazon RDS によって保存されます。

Amazon RDS マルチ AZ 配置は、MySQL データベースの可用性と持続性を高め、プロダクションデータベースのワークロードに最適です。Amazon RDS リードレプリカを使用すると、読み取り頻度の高いデータベースワークロードに対して、1 つのデータベースインスタンスの容量制限を超えたスケールアウトを伸縮自在に、より簡単な方法で実行できます。

マネージドサービスとして、Amazon RDS では MySQL データベースに対する高度なセキュリティを実現しています。このようなセキュリティには、Amazon 仮想プライベートクラウド (VPC) によるネットワーク分離、AWS Key Management Service (KMS) を利用して作成および制御されるキーを使用した保管時の暗号化、SSL による転送中のデータの暗号化が含まれます。